【新唐人2016年07月07日】
中国南部の11の省と市で豪雨による水害が続いている。湖北省武漢市では7月6日激しい豪雨が降り市内が冠水。地下鉄には滝のように水が入り込むなど、交通麻痺に陥っている。当局は武漢市内の水位を下げるため、周辺の築堤を爆破し流路を変更させたが、これにより2万戸の農家が冠水。不満を引き起こしている。
住民は武漢市政府が行った治水建設の質について疑義を呈している。巨額を投じて治水建設を行ったのにこのような重大な水害が起きて住民に被害をもたらしたとして、市は建設に投資した130億人民元(約1970億円)の利用明細を公表するよう求めている。
また、長江中下流域で重大な水害が起きていることについても、三峡ダム建設に対する疑問の声が上がっている。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/07/a1274907.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)